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天台寺門宗とは

標語と宗歌

標語・宗歌
天台寺門宗では、平成15年、智証大師入唐求法1150年を記念し、宗歌「われをみそなえ」が制定されました。歌詞は、智証大師が入唐に際して、その決意を和歌にしたもので、『新古今和歌集』におさめられています。

「法の舟 さして行く身ぞ もろもろの 神も仏も われをみそなへ」
(智証大師入唐和歌『新古今和歌集』巻第二十所収)

宗歌を試聴する(.mp3)
宗歌「われをみそなえ」が試聴できます。


開祖と総本山
智証大師円珍天台寺門宗は、第5代天台座主・智証大師円珍を開祖とし、総本山を園城寺(三井寺、滋賀県大津市)とする宗派です。

智証大師円珍(814〜891年)は、比叡山延暦寺に天台宗を開かれた伝教大師最澄の跡を承け、第5代天台座主となられ、開創まもない日本の天台宗の基礎を固められ、生涯を仏法の興隆に尽くされた高僧です。現在では、日本天台の根本・伝教大師最澄、その弟子で第3代天台座主となられた慈覚大師円仁と共に「天台の三聖」のひとりとして篤く尊崇されています。

歴史
三井寺本堂その後、10世紀後半に至り、智証大師の弟子たちは、比叡山を下りて、園城寺に移ります。以来、天台宗では、比叡山延暦寺を総本山とする山門派、園城寺(三井寺)を総本山とする寺門派の二派が並立することになります。天台寺門宗は、この寺門派の法脈を継承し、智証大師以来の天台の教えを伝承する宗派として一千年以上の長い歴史を有する教団です。

参考文献

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